眠たいブログ

ゲームとアニメ、その他をのんびり書きます。懐古多め。

呪術廻戦0


じゅじゅちゅ…じゃない呪術廻戦0を観てきました。
最近では見ない驚きの全席満員でびっくり。まぁ、それに相応しいくっきりしたお話な大作映画でした。
本編前の読み切りの映画化ということで、ちょっと気持ち悪い(他に例を見ないという意味で褒め言葉。○流ドラマとかでたまにある。)男と男のアジアな距離感な表現は全くなくとても見易かったです。
また、本編にあった日本な筈なのに、異国なねっちょりしたなんかぬるぬるした嘘くさい(褒め言葉)人間関係表現も殆ど感じなくて、あの独特の違和感はやはり意図して作られたものだったんだなと改めて思いました。
でも、ちゃんと全てのキャラは歪んでて屈折してて壊れた部分がある(褒め言葉)のはしっかり同じでしたね。
アクション部分のド派手さはこれは後々配信サイトで低ビットレート配信や録画とかで酷いブロックノイズが出そうな具合で凄まじく激しくカメラも動きが素晴らしかった。
声優陣の異様な豪華さは特筆物。
そして何より素晴らしく残酷で暴力的な表現。とんでもないグロさが剥き出し。生理的拒否感さえ出そうでありながらちょっと可愛い、そして気持ち悪い異形のクリーチャーデザイン。
こんな退廃的で陰惨な、ホントは一部の某サメ映画愛好家やB級ホラー好きとかのアレな嗜好家が好むような部分が過半を占める作品を一般な人らに大いに広めてて素晴らしい!
と、ニヤニヤ気持ち悪い笑みを浮かべながら観てました。
こんなものを一般人が楽しい!と見てしまってる状況!良い時代になりましたねぇ!本当に面白かったです。本編に繋ぐシーンもあって引き込まれました。

あと五条先生やっぱ性格酷いよなーと改めてとても良いキャラ造形だと感じましたね。

鬼滅の刃 第四~七話感想

前回の続きです。
選別試験の後編。子安鬼(手鬼)の満を持しての登場。
前に見た時の迫力と衝撃が強すぎたのか、自分の認識と比べて時間にしたらとても短いのに驚きました。
思ってたより延ばす手(触手)の上を駆けて斬るシーンがハガレンにそっくりではなかった。いやそっくりではあるけども、同じではないと感じた。狐面の二人の再登場あったんだな。というのと、ここで一度しっかり区切ってるんだとよくよく分かった。それにしても子安さん上手いなあ。感情移入を思わずしてしまった。
その流れから直ぐ刀入手、烏と雀追加からの初任務の流れはやっ!ここで禰津子とのバディ関係確立の部分の組み立てがあったのと、なんというか事件が起こったら時系列的に無理ならちゃんと救出が間に合わないリアリティが素晴らしい。ちゃんと鬼は人の脅威として描写出来ている。このへんが今どきの作品なのかも。
彼女を失った彼に前向きな人生を送って欲しいとまた思ってしまったなー。それにしてもやはりJOJOのスタンドバトルにそっくりだ。この辺の頭も使う戦闘は大好きです。
そして無惨との一度目の邂逅。ここらラスボス顔見せなとこもJOJO3部リスペクトを感じる。作者さん好きなんだろうなあ。まあ、この作品特有の凄く心の器の小さい悪役の描写が生き汚さ、生に執着が強いこと、トラウマの強さからの狂気と強迫観念で小心者で子悪党感出すことで、今までの慎重さで生き延びてきたんだろうことと、小心者の子悪党気質から、攻めても暖簾に腕押し状態で潰すことが困難な強大な敵であることを表現できてる。
いやはや、小物匂わせのお陰でヤバい敵であることを表してるとか本当に面白いですね。未だかつてないわ。と、とりあえずここまでで7話終了。やはり時間は相応に過ぎてるのに時間感覚が短い。遠景を上手く使って背景描写の変換を効果的にしてて世界観の広げ方がとてもうまい。本当に良い作品だなあ。次は来週か再来週に纏めて見れたらいいね。

あと、作者さんそこまで考えてないと思うよ(画像省略)な部分なんですが、鬼殺隊の制服なんですが明治に軍服に採用された詰襟の洋服を採用しているところを見て時代の流れによって良いと思った部分は取り込んでいくことで時代の流れに合わせた鬼斬りが維持されてきたのかなあと思いを馳せました。ええ、考察があまり意味がない作品ということは分かってるんですが性分なんです…。こればっかりはねえ。

鬼滅の刃 第一~三話感想。

鬼滅の刃 第一~三話感想。
二回目視聴を始めてみたので感想を書いてみる。
初見時に思った昔、他の作品で見たようなシーンが満載…という印象は消えたなあ。
設定上の鬼はあからさまに彼岸島だし、JOJOだし、冒頭の下りはハガレンだしとかいうのはそうなんだけど、そんなん実はどうでもいいのね。
確かに上記に書いたような色んな他の作品に似た設定やシーンは大量にあるが、この作品はエピソードの面白さや背景描写の巧みさではなく感情へ強く訴えかけてくる時代を超えた普遍的なものが、この作品の面白さの肝なんですよね。そこらを知って見たら全く違うものに見えました。
ギャグシーンの寒さも一週回ってめっちゃ面白いし、禰豆子は物凄い可愛い。篭に入ろうとしてはみ出るシーンこんな可愛かったっけ。

鬼化前の理想の男性像は「飛車のような人」というのをまとめで見つけてきたけど、実際結ばれただろう相手は桂馬か香車みたいな人じゃないかと思うのです。どうでもいいことですが。

修行回、改めて修行描写の丁寧さに感心。こういうシーンに長尺割ける作品は良い作品だなあと思います。強さの根拠ってのは設定廚な自分からしたら頷けるものなのです。
狐面の二人、ここだけの出演なんだけどインパクトあるなあ。真菰への変わった子という評価はお前が言うなという笑いなんですよね?作者さんちょっと天然っぽいのであってるのか不安になる。

気づきの修行風景。岩切の流れは秀逸でした。とりまここまで。時間は確かに経過しているが見てる間はあっという間だったなあ。
しかし、クセが強い作品だ。あと「男は」という主張が強いのは、今のダメなポリコレが幅を利かせている時代に対して圧を掛けられてるのでとても好きです。

また続きを見よう。最後まで感想を書けるといいな。

グラブル一年

快適にプレイするためにはしんどくても毎日ログインしないといけない。

スムーズに追いつくにはやめたくなってももう何十周も周回しなければならない。

正しい。正しいけれど、それは楽しくなくなる。

ゲームは楽しいだけ、やりたい時だけにしないと不満ばかりになって苦痛になって文句ばかりになる。

 

正直、グラブルはそうなってました。楽しい範囲を超えた時、周回時の確認のタップや演出のウェイト(待ち時間)すらイライラの元です。

考えてみたら、プレイ時間の大半が入力さえせずフルオートで確認ボタンを押すだけのプレイが全体の9割以上を超え、不快と思ってた待ち時間や煩わしい確認ボタンの為に他の作業が出来ない不快。

更にランダムで確率の低いアイテムをドロップしない虚無感で覆われていたんですから楽しいはずがなかったんですよね。

 

最近、ランダムドロップで上手く引き当てないと成長できない限界点まで来たと気が付き、そこで自分のプレイスタイルの見直しが出来ました。

 

結果、やりたい時にやりたいだけやる。古戦場には全く触れない。触れても本当に出来る範囲のみしかやらないことに決めました。

 

するとどうでしょう。あれだけ不快に思ってた周回が苦痛じゃない。

 

 

今はとても楽しいです。毎日やって確率計算して半年から一年以上かかる強化を気にせず、余るAPBPアーカルムを無視して楽しいとこだけ楽しめています。

 

グラブルって楽しかったんですね。初心に戻ってゲームをプレイしよう。それって大事ですねえ。

酒飲みの話

最近は酒を飲んで寝ないと体がブルブル震えるので毎晩飲んで眠っています。


養命酒ですが!

自分寝起きが良い方なんですが、最近は寝起きが良いのではなく体が冷えて限界になって目が覚めるのがたまたま朝方で先に体の覚醒が始まっているので眠気をあまり感じず起きれてたのではないかと思います。朝トイレに行きたくなって起きるのも冷えてるからなんだろうと思うのです。

最近は、寝起きがとても悪くなりました。起きなりは物凄く眠い。でも二度寝する感じはないし、今寝てないと昼間が辛くなりそうという予感も消えました。睡眠の深い時間が延び、ずっと疲労が残ってた感覚が薄くなった気がします。こればっかりはプラシーボ効果かもですけど、早く疲労してたのが少しは持続するようになってきました。

養命酒を試しはじめ、数日は過去痛めて完治とはいかない部位と手の末端が温風器を当てたみたいに暖かくなる現象が起きていて、数日続けると部位の暖かさは感じなくなりましたが、全体的に体温がほんの少し上がってる感じは消えずにあります。

それ以外の効果はあまり感じないのですけど、人間の免疫力は体温の高さに比例して高くなるということなんで僅かな体温上昇が常に続くことで病気に強くなってるんだろうなと。

難点はなんと14度もアルコール度数があるので例え少量で酔うとは思えないにしても飲んで運転は流石に出来ないこと。そのせいで用法としては一日3回だけど夕食前、寝る前の二回しか飲めないこと。
用法は守れなくとも、割と目に見えて良くなった部分が分かるので、最近、睡眠の質が…とか病気しやすくってとか、関節なんかがたまにつらい違和感があるとかそういうのがあれば飲んでみるのも良いと思いますなあ。

一番デカいのは眠くなると体が左右に揺れて意識がもうろうとしてグロッキー状態になってたのが真っ当に眠気だけ感じて眠るようになってきたこと。あれ体の制御が利かなくなるし、記憶が飛ぶしで恐怖だったんだよね。

ただ、全く不具合有る部分がなく睡眠も完全、消耗の速さも全くない完全健康体の方には何一つ効果を感じないものだともお伝えしときますね。

自分はこの一瓶飲み終わったら継続でもう一本買うのは決定してます。いいよこれ

鬼滅のそれぞれ

人によって感覚が違うので、感想も変わってくるもんだが、鬼滅のアニメは原作よりテンポが遅く改悪って言ってる人が居てびっくりした。
場面設定や時代背景描写や必要な間を継ぎ足して世界観に奥行き出す物語にはごく当たり前な、またそれが完全に出来てるのがレアなクオリティアップされてる優秀なアニメ化なんだが、
そこらを先に大正時代!シーンによって先にどっかわからんが山!なんか街!と説明すると、
あとは殆ど考察の余地がないほどに描かずにキャラ同士のやりとりとアクション!という自分からしたら、削ぎ落とし過ぎて時代的な奥行きも何もかなぐり捨てた異常なスピードのテンポで進む原作が稀有なだけなんだが。
いやはや、そこを重視する人も居たか!という感じ。多分サンライズとかタツノコがアニメ化したらそうなってたよ。

ヒットはしなかっただろうけど。

でもまぁ、原作まんまのつくりでアニメ化したのも見てみたかった気はしますね。
多分自分はそれはそれで好きになったと思うけど、ピーキーな作品だなとは感じただろうなと。

改めてアニメ版鬼滅の出来は素晴らしい。

昔、PCEでYs1,2というゲームがありまして、それの製作者インタビューで、クオリティの大幅アップに関しては文句を言ってくる奴はいない。という内容がありまして、そうだよな。と納得したものでした。

てっきり鬼滅もそれだ!と思ってたんだけど、まさかのクオリティアップ部分全否定で原作通りが良いという人が居た!というのに驚いた。それだけの話でした。

批判してる人を否定してるんではないですよ。人の感覚はそれぞれなんだなぁと。

チェンソーマン

今日、家族に読めと無言の圧力をかけられつつスッと部屋に置いて行かれた漫画があります。

今、超人気のジャンプマンガ、チェンソーマンです。

気にはなってたけど別に読まなくてもいいかなと思ってたのですが、読んでみるととてもとても面白い。話の展開、キャラの魅力、行動の動機付けなど天才の域に達している非凡な作者さんだと思います。

魅力の根幹に若い男の悲しい性が組み込まれていて、その気持ちがとても分かるのと、この状況この時期なら分かってても抗えない部分が詳細にリアルに盛り込まれていて、話の悲惨さとは関係ない部分で、悲しい。悲しいなあ。ああ、悲しい。と感情移入されていきます。

主人公はアホでバカで好き嫌いが分かれると思いますが、自分としてはいい感じの塩梅と感じます。

設定の盛り込みかたもスムーズに流れるストーリーも極々自然で違和感が全くなくここから期待を裏切る展開になるとは到底思えない水準でこれからもしっかり読んでいきたいと思いました。

ただ、この作品は知るきっかけとして面白いところを聞いたりしてもいいけど、勧められたからではなく、しっかり自分の意思で読み始めて欲しい漫画ではあります。自分の力で自分が選んだという部分がある方がこの作品にふさわしい。

 

グロ、そして思春期、青年期のアレな男性の描写に不快感が無ければぜひ触れて頂きたい最上級の漫画です。良い作品だ。
それにしても自分がマニアックな変わった話重視な作品を選んでしまい孤立の一途を行くなか、メジャーでかつしっかりした良作をオススメとして読ませてくれる家族には感謝しかないな。
でも、好みの根幹の根幹が絶対世間の主流からブレてるのは血の繋がりを感じる。
スペースダンディーもっかい見たいねで数時間盛り上がるようなやつらだし。

 

グロ、そして思春期、青年期のアレな男性の描写に不快感が無ければぜひ触れて頂きたい最上級の漫画です。良い作品だ。