眠たいブログ

ゲームとアニメ、その他をのんびり書きます。懐古多め。

鬼滅の刃 第四~七話感想

前回の続きです。
選別試験の後編。子安鬼(手鬼)の満を持しての登場。
前に見た時の迫力と衝撃が強すぎたのか、自分の認識と比べて時間にしたらとても短いのに驚きました。
思ってたより延ばす手(触手)の上を駆けて斬るシーンがハガレンにそっくりではなかった。いやそっくりではあるけども、同じではないと感じた。狐面の二人の再登場あったんだな。というのと、ここで一度しっかり区切ってるんだとよくよく分かった。それにしても子安さん上手いなあ。感情移入を思わずしてしまった。
その流れから直ぐ刀入手、烏と雀追加からの初任務の流れはやっ!ここで禰津子とのバディ関係確立の部分の組み立てがあったのと、なんというか事件が起こったら時系列的に無理ならちゃんと救出が間に合わないリアリティが素晴らしい。ちゃんと鬼は人の脅威として描写出来ている。このへんが今どきの作品なのかも。
彼女を失った彼に前向きな人生を送って欲しいとまた思ってしまったなー。それにしてもやはりJOJOのスタンドバトルにそっくりだ。この辺の頭も使う戦闘は大好きです。
そして無惨との一度目の邂逅。ここらラスボス顔見せなとこもJOJO3部リスペクトを感じる。作者さん好きなんだろうなあ。まあ、この作品特有の凄く心の器の小さい悪役の描写が生き汚さ、生に執着が強いこと、トラウマの強さからの狂気と強迫観念で小心者で子悪党感出すことで、今までの慎重さで生き延びてきたんだろうことと、小心者の子悪党気質から、攻めても暖簾に腕押し状態で潰すことが困難な強大な敵であることを表現できてる。
いやはや、小物匂わせのお陰でヤバい敵であることを表してるとか本当に面白いですね。未だかつてないわ。と、とりあえずここまでで7話終了。やはり時間は相応に過ぎてるのに時間感覚が短い。遠景を上手く使って背景描写の変換を効果的にしてて世界観の広げ方がとてもうまい。本当に良い作品だなあ。次は来週か再来週に纏めて見れたらいいね。

あと、作者さんそこまで考えてないと思うよ(画像省略)な部分なんですが、鬼殺隊の制服なんですが明治に軍服に採用された詰襟の洋服を採用しているところを見て時代の流れによって良いと思った部分は取り込んでいくことで時代の流れに合わせた鬼斬りが維持されてきたのかなあと思いを馳せました。ええ、考察があまり意味がない作品ということは分かってるんですが性分なんです…。こればっかりはねえ。