眠たいブログ

ゲームとアニメ、その他をのんびり書きます。懐古多め。

シャニマスの作り

キャラクターの深みを出す為のイベントとして、このキャラクターには実はこんな面が…。というのはよくよくある表現。


シャニマスの場合はそれも使ってるが、それよりも大きくキャラクターの完成イメージを制作側が持っていて、何気ない自然な一部を普通に出すだけにしてイベント一回毎に全体像に想いを馳せさせるSFの世界観構築的な作りを一々ひとキャラずつに用意している。


これは、サービスが終了しない前提で膨大な時間を掛けて展開していくビジョンがないと出来ない仕様なので今のところ唯一無二なコンテンツになってると思う。
大枠のルールが最初の時点で決まってる為に後付け設定が難しいので羽目を外した二次創作が作りにくく受け取り側の想像出来る部分のブレが少ない。


代わりに大枠から外れないキャラクターへの考察がとんでもなくやりやすく、異常な長文で『こういうアイドルである』という怪文書と言われる気持ち悪い(褒め言葉)考察が大量に出回る結果になっている。
ここらファンがくっそ重くならざるを得ないところがとても好感が持てる。自分の書いてるのもある意味怪文書だ(笑)


シリーズ最後発の強みを最大限に生かした展開だと思う。ディープに行くやつは捕まると逃れられない。ライトに可愛いでやるのも全く問題ない。凄いの作ってるなとしか。
ストーリーでポロッと言ったセリフや絵の仕草ひとつで人物像の彩度が一々上がり、改めて全体像を確認せざるを得ないとかホント良い意味で狂ってるわー。


自分程度のライト層でキャラ単体推ししてない人でも語ると結構気持ち悪い感じになるのを自覚するんだから半端ない。

 

例えば、放クラの樹里ちゃんはいつもツンツンしてる反応だが、本気で逃げず近い距離を保ちつつ表面だけ避ける言葉を言ってるのが分かってとても可愛い。ツンデレではない。戸惑いなのだ。とかな。軽く書いてすらこう。


ゲーム内課金はあまりするとこないが、コンテンツにはお金落としてこの世界観を維持するのを手伝おう。