眠たいブログ

ゲームとアニメ、その他をのんびり書きます。懐古多め。

チェンソーマン

今日、家族に読めと無言の圧力をかけられつつスッと部屋に置いて行かれた漫画があります。

今、超人気のジャンプマンガ、チェンソーマンです。

気にはなってたけど別に読まなくてもいいかなと思ってたのですが、読んでみるととてもとても面白い。話の展開、キャラの魅力、行動の動機付けなど天才の域に達している非凡な作者さんだと思います。

魅力の根幹に若い男の悲しい性が組み込まれていて、その気持ちがとても分かるのと、この状況この時期なら分かってても抗えない部分が詳細にリアルに盛り込まれていて、話の悲惨さとは関係ない部分で、悲しい。悲しいなあ。ああ、悲しい。と感情移入されていきます。

主人公はアホでバカで好き嫌いが分かれると思いますが、自分としてはいい感じの塩梅と感じます。

設定の盛り込みかたもスムーズに流れるストーリーも極々自然で違和感が全くなくここから期待を裏切る展開になるとは到底思えない水準でこれからもしっかり読んでいきたいと思いました。

ただ、この作品は知るきっかけとして面白いところを聞いたりしてもいいけど、勧められたからではなく、しっかり自分の意思で読み始めて欲しい漫画ではあります。自分の力で自分が選んだという部分がある方がこの作品にふさわしい。

 

グロ、そして思春期、青年期のアレな男性の描写に不快感が無ければぜひ触れて頂きたい最上級の漫画です。良い作品だ。
それにしても自分がマニアックな変わった話重視な作品を選んでしまい孤立の一途を行くなか、メジャーでかつしっかりした良作をオススメとして読ませてくれる家族には感謝しかないな。
でも、好みの根幹の根幹が絶対世間の主流からブレてるのは血の繋がりを感じる。
スペースダンディーもっかい見たいねで数時間盛り上がるようなやつらだし。

 

グロ、そして思春期、青年期のアレな男性の描写に不快感が無ければぜひ触れて頂きたい最上級の漫画です。良い作品だ。